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2025/05/14 10:49 |
SIREN (PS2) その1

PS2の初代サイレン。サイレン2はプレイ済み。
非常に難しいとの評判だったのでサイレン1はそんなにプレイしたいとは思いませんでした。

PS3でサイレン1のリメイクである SIREN New Translation (NT)が出ましたが、こっちも凄く面白そうです。

一周クリアした現時点のSIRNの評価はA(名作)です。(S超名作>A>B>C普通>D>E)
難易度が難しすぎるので、これが常識的なレベルであればSの超名作になったので残念なところです。
某サイトではC評価ですが、この作品は大好きで非常に素晴らしいと思います。

【素晴らしい点】
・安い 廉価で2000円

・舞台が最高。
廃屋、廃病院、小学校等がとてもリアルに再現されています。荒廃した感じが良く表現されているわけです。
廃病院の錆びた扉一つとっても素晴らしいですね。
廃屋を探索していると、昔の古い家屋だったりするのでとても懐かしい感じがします。
おじいちゃんの家っぽいのが、古い町並みがゲームに保存されている。
この点が最高に素晴らしい点だと思います。
古い台所、古いテレビ、古い黒電話、和式トイレ、古い玄関。等

・非常に難解だが、良いストーリー。
クリアしても意味不明で、ストーリーを理解する為に多くのエネルギーを使いますが、その点奥深さがあるわけです。
ゲームディスクのみでは意味不明なのは欠陥とも言えますが、こういったのもアリだと思います。
サイレン2よりも良く出来た、良いストーリーだと思います。
伝承とか設定が素晴らしいですね。

・歌
儀式でも出てくる、一番下のエンディングで流れるあの歌。
これは素晴らしい。

・オリジナリティ
このゲームシステムのオリジナリティは本当に素晴らしい。
登場人物が多すぎて、意味不明になったり、キーをクリアしてないため何度も同じマップをやるとか困った点もありますが、視界ジャックとか面白いですね。



 


悪い点も多いです。

・タイミングが難しすぎる近接打撃。
コツをつかむまでに結構死にます。普通のゲームでは楽勝なのですが、武器降るのが遅かったり、リーチが敵と同じぐらいだったりして厳しい。
攻撃開始する間合いとタイミングを体で覚えるしかないです。何度も死んで・・・
銃を持った敵への攻撃ですが、攻撃すると敵が少し後退する事があります。
次の攻撃は当たらない間合いなので撃ち殺されますから、再接近してやらなくてはならないとか、まぁ大変です。
犬化した敵もやっかいで、パンチがとてもリーチが長いので、こっちよりも長い感じで、良く殺されます。
対処方法は分かりませんので、パンチされたら被ダメージですね。

・メタルギアよりも難しい、潜入。
敵に見つかるとアウトになる事も多く、非常にシビア。
1つのマップ/ミッションをクリアするためには、アイテムやキーの探索を行う必要がありますが、やってる事はマップのスキャンというか、片っぱしから調べるわけで、敵に阻まれて難航、時間が非常にかかります。
敵を排除出来ない(復活されたり、倒せなかったりで)ので、死ぬ事も多くマップ調査の段階で非常に困ります。

次に敵の行動パターンを調査、記憶しなくてはなりません。
ずーっとジャックして観察するわけで、その視界は暗闇に強いので、そこからマップの情報を得るわけです。
同時に行動パターンを覚え、死角を探し、自分が見つからない行動をシミュレートする必要があります。
何秒向こうを見るとか覚えるわけで、そうやって突破出来る隙を見つけていくわけです。
そして、実際に突入して何度も死にながら、より良いパターンを練り上げるわけです。
で、これが異常に時間がかかります。
これはパズルのようなものです。

・困った銃撃。
上方への射撃ですが、角度に限界があるので困ります。
猟銃ですが、これはライフルではなくて散弾銃でしょうかね?弾は散弾ではなく、ごつい一個の弾なスラッグ弾とかそんな設定でしょうか。
敵狙撃兵の射程の方が長い(視界的に)ので撃ち負けます。これは困ります。非常に視界有効射程が短いのです。敵のもスコープ無いように見えますが。
猟銃にはスコープがついてないですが、ズームします。しかし、中央の白点が無いので狙い難い。
マップによってはどこが狙点なのか分からない事があります。
スコープ式だと、周辺が真っ黒になるのが普通ですが、これはそうでないオープンサイトでしょうか。これは良い点です。

リロードも途中で動く事でキャンセルできます。
動作はローダーを使わず一発ずつ必要なだけ装填していきます。
リボルバーとライフルですから、そうでしょうけど、そのおかげでリロード中にキャンセルしても、それまでの分は装填されます。
例えば5発が空でリロード2発してキャンセルしても、2発は装填されているって事です。
ゲームによってはキャンセルすると一発も装填されないとかあるのですが、それはオートなガンでマガジンごとの交換でしたっけ?ちょっと分からないですね。
ラストステージいんふぇるのの狙撃等で役に立ちます。フルロードする時間がなくても、少しずつ分けて装填できる利点は大きいです。

猟銃のエイミングも斬新です。
構えて狙いますが、狙点を動かし、そして操作スティックを離すとその狙点は維持されるのが普通なのですが、このゲームではスティックを離すと構えた時の位置に戻ります。
つまり、狙点を敵に動かして、その位置を維持するのが困難です。ぶれるわけです。
ゲーム的には最悪ですが、これはとてもリアルだなと感心しました。
実際にライフルのエアーガンとか構えてもぶれるわけですから、それが再現されているのは珍しいですね。
敵の狙撃が強いので、この仕様はプレイヤーを苦しめるだけのマイナス点でしかないのが残念です。

敵が至近にいると撃つ前に殺されるのは困ります。志村とか遅くて間合いが取れないとかありますね。

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2009/03/08 20:46 | Comments(0) | PS2

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